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ベークアウトによる脱臭とは

ベークアウトとは壁や天井などに染みついた臭気成分や
建材に含まれるVOC(揮発性有機化合物)の沸点が低いことを利用して
その臭気成分を追い出して換気する方法です。

ベークアウトの具体的な方法

  1. 居室を窓、ドアを閉じて換気扇を停止し密閉した状態とする。
  2. 家具に含まれていることもあるので、家具の引き出しや扉を開けておく。
  3. その後暖房機等を使って室温を最低30℃〜35℃にします。
  4. 湿度を60%以上に上げると効果が上がるので、加湿器を併用する。
  5. 室内の温度・湿度が一定になるように、扇風機などを使って空気を循環させる。
  6. 一定時間放置する。(半日以上)
  7. 換気を行う。(換気具合を考えて30分から1時間以上換気する。)
  8. 上記を数日間、繰り返す。

注意事項
※温度を上げるため、火事などに気をつけて実施する。
※湿気などによりクロスの剥がれなど家具や建材への影響を考えて、
加温、加湿する機器の設置場所を決める。

対象臭気成分について

トルエンには非常に有効的。ホルムアルデヒドは、ビニールクロスの可塑剤として
使われている場合には効果が期待できません。

ホルムアルデヒドやトルエンのような揮発性の有機化合物ばかりでなく、
香水などの揮発したニオイがしみついた場合にも有効的。

それは、芳香剤や香水はニオイを安定して放出するように作られたものなので、
オゾンや他の消臭剤の官能基による分解がしにくいため、揮発してしみついたものを追い出す
ベークアウト法が理にかなっているからです。ただし、時間がかかる場合が多いので、
当社の脱臭作業は、オゾンガスや吸着系の消臭剤を併用して行います。

沸点と揮発について

沸点まで温度が上げなくてもベークアウトが有効である理由は、
下記の内容をご参照ください。


「沸点」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』 2012年2月5日 (日) 記載文

沸点(ふってん、英語:boiling point)とは、ある物質の臨界点以下の圧力と液体の飽和蒸気圧が等しくなる温度のことで、沸騰点ともいう。特に1atmのときの沸点を標準沸点という[1]。 似た言葉で融点があり、「固体が融解し液体化する温度」と定義されている。そのため沸点を「液体が蒸発し気体化する温度」と解釈する場合があるが、事実と異なる。液体の蒸発は沸点以下でも起き得る現象であり、例えば水の1気圧での沸点は100℃であるが、洗濯物はこの温度未満でも乾く。ただし、1気圧において100℃を超える温度の水は存在しないため「液体が気化せず液体状態を保つ最低温度」とは言える

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